子供の成長を促すソルフェージュレッスン
さいたま市緑区東浦和のピアノ教室
ムジカドルチェ音楽教室です。
帰省先で、
澄んだ空に気持ちよく泳ぐこいのぼりをみて、
自然と胸の奥がすうっと晴れていくような、
そんな気分になりました。

前回は、「ソルフェージュってなぁに?」というテーマで、
音楽の土台を育てる大切なトレーニングというお話をしました。
今回は、具体的にどんなことするのかをご紹介していきます。
ソルフェージュには、たくさんの活動がありますが、
よく取り入れられているものを中心にご紹介します。
1,うたうこと
音楽の基本です。
「ドレミファソラシド」を声に出して歌うことで、
音の高さや順番を体感します。
声に出すことで、耳と体、心がつながり、音楽が「自分の中の事」になってきます。
はじめは真似で良いので、
楽しく歌う事から始めましょう。
2,リズム打ち
音楽には欠かせないリズム感です。
手拍子や打楽器を使って、リズムを正確に打つ練習をします。
楽譜にあるリズムを見て打ったり、まねしたり、
体を動かしたりと、楽しみながらリズム感を身に付けます。
3,ドレミ書き
聴いたり、言われた音を五線譜に書く練習です。
音を書くことは、音の仕組みを理解することにつながります。
小さなお子様には、
マグネットや、シールを使います。
4,音のまねっこ
ピアノで弾いた音やメロディを聴いて、同じように歌います。
まねっこは、耳の精度と集中力、記憶力を高めるのに
とても効果的です。
5,聴音(ちょうおん)
先生がピアノで弾いたメロディや音を
耳で聴いてノートに書き取ります。
聴く力を育てるトレーニングです。
はじめは、「今の音は高い?低い?」からスタート、
少しずつ、一音、二音、三音と聴き取れるようにしていきます。
6,カノン
追いかけっこ、輪唱とも言います。
先生や他の子とずらして歌うことで、
自分のパートをしっかり歌う集中力と、
周りの音を聴く耳を同時に育てます。
シンプルですが、とっても奥が深い練習です。
7,視唱
楽譜を見て、音を想像しながら正確に歌う練習です。
楽譜を読む力、リズムや音程を正しく「再現する力」が育ちます。
「歌う」+「読む」力の掛け合わせで楽譜に強くなります。
年齢やレベルに合わせて、無理なく楽しく行います。
ソルフェージュの良いところは、
「お勉強っぽくなく」、音楽を感じながら、身につけられるところ。
年齢や理解度に応じて、無理なく遊びの中でトレーニング出来ます。
「遊びながら、気が付いたら力がついてた」
そんな体験が、お子様の音楽力を自然に育てていきます。
次回は、「うたう」をテーマに、
さらに詳しくお話していきます。
歌の奥深さをお話ししますね。
ムジカドルチェ音楽教室